居酒屋ののぼりのデザイン
思わず入店したくなる居酒屋ののぼりのデザインとは?
極論、シンプルが一番良いように思えます。
例えば、炭酸のパンチが効いたハイボール自慢の居酒屋なら、
ハイボールを連想させる濃い茶色系を背景に太い白字で
「ハイボール」と書かれたのぼりなどはいかがでしょうか?
ハイボール好きにはもちろん堪りませんが、そうでない人も
「このお店はハイボールが自慢なんだな」とすぐに理解するでしょう。
また、フードでピザがおすすめの居酒屋なら、食欲をそそる色と
される赤などの暖色系を背景に反対色の太字で「ピザ」と書くのも良いですし、
背景をイタリア国旗の赤・白・緑にするのもインパクトが大きいように思えます。
温かいものを訴えるならば暖色系、冷たいものを訴えるなら寒色系など、
目に入ってくる情報が、直感で理解できる位シンプルなものの方が
良いかもしれません。
デザインを凝るという方法ももちろんあるでしょうが、アルコールについては
飲む前から気持ちをわくわくさせるものです。
デザインで個性を出すよりも、考えずとも目で訴えるシンプルで
目を引くものの方が浮ついた心に響くかもしれません。
特にのぼりを見て入店するお客さんは、事前にそのお店の下調べを
していない方が多いのではないでしょうか。
のぼりは、お店の看板に次ぐ「名刺」と言っても過言ではありません。
アルコールに飢えたお客様に訴えるならば、本能で理解できる位
シンプルなものの方がちょうど良いでしょう。